Appleの新CPU M4シリーズの概要 Intelなどと比べてわかったことについて

皆様こんにちは、れとぶるです
最近、ネタ不足が深刻ってことは少なからず知ってる方いると思いますw
5.1chの話題については今度またちょっとウーファー探すので待っててね
で、いつものようにネタがないかとPCWatchとGizmodoを見ていたら...
AppleのM4の話題がちょこっと軽く紹介されていたので
次のネタはこれにしようと思って
なので今回はM4シリーズの概要をお話しできればなと思っております
では見ていきましょう

1.M4シリーズごとの違い

このようにシリーズが3つある。                                                                                                  


ちょっと説明する箇所が多そうなのでゆっくり話していきます

まあ簡単に言ってしまうと
M4の無印が松でM4のProが梅、M4のMaxが竹って感じで覚えてればいいんですけど
もう少し詳しく話すと、M4のシリーズは無印がCPUとGPUそれぞれ10コアですね
大体、日常的な作業とか軽いクリエイティブ作業に最適といわれてます。
で、Pro版がCPUが最大14コアでGPUが最大20コアとなっております
処理能力的にはプロフェッショナル向けのアプリケーションや重い処理に対応とのこと
そして、Max版がCPUは最大16コアとなっておりGPUが最大40コアとなります
用途的には高度な映像編集や3Dレンダリングなどの非常に負荷のかかる動作に最適。
まあここで気になった人も一部いると思います
無印のスペック説明の時には最大って書いてなかったのに
Pro以上は最大って書いてるというところに気づく方もいるんですよ。
まあこれについてはPro版以上は動作コア数選択が
できるので最大でこのコア数までという説明だったわけですね。

2.性能以外での違いとベンチマークについて

1.性能以外での違い

先に無印含めてすべてに共通する仕様から話します
M4チップは3nmメートルプロセスを使用しており
これにより高い電力効率と性能を実現しております
ここらへんはわけわからんっていう人もいると思うので
最後のほうの補足で説明しちゃうのでそっち見てからでもいいと思います
で、後はAIなどの機械学習モデルの
処理専門のエンジン、Neural Engine*1というのが乗っており
こちらのコア数はどれも全部16コアとなっております
処理能力についてはAIなどの専門なので
どちらかというと演算処理なのですが毎秒38兆回らしいですwやばいですよねw
ノイマンにはこいつにも勝って俺の次に早い奴だって言ってほしいですねw

2.ベンチマークについて

今回はGeekbench 6でのスコアとなります
あらかじめご理解ください。
M4無印でのスコアはシングルコア 約3500となり、マルチスコアは約13000となります
M4 Proはシングルコア 約3750で、マルチコア 約13300となります
M4 Maxはシングルコア 約3800、マルチコアは約14000です
GPU性能スコアはM4無印、約53000、M4 Pro、約90000、M4 Maxは約175000です
ちなみになんですがAMDのCPU
Ryzen 9 5950XとM4 無印だと無印のほうがマルチスコアで強いっぽい
(シングルスコアでも無印が勝っている)
Ryzen 9 5950Xのスコアはシングルが約2150、マルチコアが約12400となっています
そして、Ryzen 9 7950Xはシングルで無印と同等、マルチでは勝っているとのこと
それと、同社のM1 Maxと今回のM4 無印ではシングルで勝っており、マルチで同等。
そして、Intelの場合ではi5 14400Fは
シングルコアで無印より下、マルチではぎりぎり負けるといった感じです。
マルチコアではi7 12700Kに条件によっては勝てる可能性があるといった感じ。
(i7 12700Kのマルチコアスコアは約14700 シングルは約2860となっている)
どれも本当にすごいですねー(棒読み)

3.まとめと補足

1.まとめ

まとめるとこんな感じですねM4シリーズは無印、Pro、Maxの3種類があり
無印はCPUとGPUが各10コアで、日常作業や軽いクリエイティブに最適。
Pro版はCPU最大14コア、GPU最大20コアで、プロ向けアプリに対応。
Max版はCPU最大16コア、GPU最大40コアで高度な映像編集 3Dレンダリングに最適。全モデル共通で3nmプロセスを採用し16コアのNeural Engineを搭載。
Geekbench 6では無印がシングル約3500、
Proが約3750、Maxが約3800のスコアを記録しています。
条件下ではi7 12700KのマルチスコアとM4 Maxは同等
基本的にはM4 無印は初代の最上位M1 Maxのスコアより基本的には向上している

ではまた会いましょう
さようなら(この先はプロセスルールに関する補足)

2.捕捉

さっきのプロセスルールの話ですが
簡単に言うとA4用紙に同じ四角の絵を描く際に
例えばペン先が2mmのものを使うとすると
太くなって少し大きい四角しか書けないですが
この四角が多ければ多いほどCPUの性能は上がるので
ここでプロセスルール
微細化というのを行います*2
するとさっきより多く細かく四角が書けるので
無事性能アップが可能とそういうわけです

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*1:ニューラルエンジン

*2:例:シャーペンを2mmのものから0.5mmのものにする